DIY初心者でもできるハイエース(ワゴンGL 200系4型)のエンジンルーム断熱!

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キャンピングカー

こんにちは。ととほりです。

ハイエース(ワゴンGL 200系4型)をベースにアネックス社が架装したキャンピングカー:ファミリーワゴンCに乗っています。

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ハイエースに乗られている方の共通の悩み”運転席・助手席が暑い”の対策方法「エンジンルーム断熱」をDIYでやってみたので紹介したいと思います。

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エンジンルームの断熱をしようと思った理由

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エンジンルームから車内への熱の侵入が、原因の1つであることは間違いないと思った次第です。

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断熱材選び

断熱材選びは、
1)断熱性が優れていること(あたりまえですね^^;)
2)吸水性が小さいこと(エンジンフードの裏側、つまり車室外にも貼ることを前提として)
3)加工しやすいこと(エンジンフードの形状にあわせて穴あけ・切断が必要なため)
4)耐熱性(エンジンフードの裏側に貼る場合は耐熱性も必要なため)

断熱材の厚みは、DIYされている諸先輩方のブログを参考にして5mmにしました。
(10mmだと固定するのに苦労されていたため)

上の1)~3)の条件と厚みを満足したのが、東レのポリオレフィン発泡体 トーレペフ™です。

ポリオレフィン発泡体 トーレペフ™ | テクニカル情報 | 東レの樹脂製品 | TORAY
東レのポリオレフィン発泡体トーレペフ™のテクニカル情報をご紹介します。

4)の耐熱性についてはテクニカル情報に”使用可能温度範囲”の記載がありました。

使用可能温度範囲

トーレペフ™は電子線により架橋されているので、架橋のないものに比べて広い使用温度範囲をもっています。使用可能温度範囲は、使用目的によって異なり一概には決められませんが、最高使用温度は外観、寸法などの変化から見て連続使用の際には約80°Cであり、短時間または条件によっては100°C以上でも使用可能です。また低温で折り曲げ試験(マンドレルテスト)を行なった結果では、グレードによって多少異なりますが-70~-100°Cの範囲で脆性破壊を示します。ポリスチレンフォームが、常温付近で脆性破壊を示すのに比べると、著しく脆化温度の低いことが分かります。トーレペフ™は低温倉庫やブライン配管などの保冷に好適に使用されており、-196°C(液体窒素温度)の保冷に使用されている例さえあります。耐熱グレード(PP)の最高使用温度は、連続使用で約120°Cですが、耐寒性についてはPEグレードよりも劣り、低温折り曲げ試験の結果から見て-20°C前後で脆性破壊を示します。

引用元:ポリオレフィン発泡体 トーレペフ™のテクニカル情報 https://www.toray.jp/plastics/toraypef/technical/tec_003.html

DIY作業内容

断熱材の購入

ポリオレフィン発泡体 トーレペフ™の5mm厚を楽天市場で購入しました。

必要な大きさはわからなかったので、とりあえず1000mm×2000mmを1つ購入しました。

※送料が高かったので、近所のホームセンターコーナ〇で購入できないか直接電話をかけてみましたが、購入可能な量が100m単位だったので諦めました(-_-;)。

エンジンフード表側(車室内側)

前席シートとセンターコンソールの取り外し

断熱材をエンジンフードの表側、つまり車室内側に貼るために前席シート(運転席・助手席)とセンターコンソールを取り外します。

運転席・助手席とも前後2カ所(計4カ所)がボルトで固定されていますので、取り外してください。

また、運転席・助手席ともシートベルト警告灯のコネクタも忘れずに外してくださいね

センターコンソールは6カ所がボルトで固定されていますので、取り外してください。

運転席を取り外した状態
ゴミがたくさん出てきました。
100円玉も(笑)。

助手席とセンターコンソールを取り外した状態

カーペットをめくる

内装はがしでピンを外してからカーペットをめくると、鉄板がむきだしの状態になります。

運転席側から見た状態

助手席側から見た状態

断熱材の貼りつけ

むきだしの鉄板にひたすら断熱材を貼っていきます。

地味な作業です(笑)。

その際、ボルト穴やメンテナンスホールには貼りつけないようにします。

ははほり(妻)も手伝ってくれました。

エンジンフード表側は、全部で約2時間で完成!

エンジンフード裏側(車室外側)

今回使用した断熱材:トーレペフ™の”使用可能温度範囲”が連続使用で約80°Cですが、ハイエース走行時のエンジンフード裏側の温度データを見つけることができず、エンジンフード裏側への貼りつけをどうするか悩みました(^^;)。

悩んだ結果、元々ついている断熱板の形状に沿って断熱材を貼りつけることにしました。

断熱板がある部分は80℃までは上がらないだろうと考えた結果です。
※あくまで自己責任です。

あと断熱材を使い切りたかったのもあります^^;。

断熱板を取り外して新聞紙を型紙にして採寸

断熱板を留めてある樹脂ナットを外し、断熱板を取り外して新聞紙を型紙にして採寸しました。

2分割して採寸し、穴あけ・切断を行いました。

断熱材の粘着面を断熱板側にして採寸した方が、貼りつけ後のはみだし部の切断もやりやすいのでオススメです。

断熱板を取り外して新聞紙で採寸

断熱材を穴あけ・切断(写真は2分割した小さい方)

断熱材を貼りつけた断熱板を元にもどす

断熱材を断熱板に貼りつけて、はみだした部分を切断してから元に戻せば完成です。

エンジンフード裏側は、全部で約1時間で完成!

※断熱板の取り外し・取り付け時に物を落とした場合でも、エンジンルームに入り込まないように養生しておくことをオススメします。
(取り外し時に樹脂ナットを落としてしまい、養生していたおかげで助かりました^^;)

まとめ

断熱材:ポリオレフィン発泡体 トーレペフ™を使ったハイエースのエンジンルーム断熱の効果は、来年の夏に車中泊してレポートしたいと思います(笑)。

なかったものを追加したので、なにかしら効果はあると考えています。

気のせいかもしれませんが、エンジン音が小さくなった気がします^^;。

エンジンフード裏側(車室外側)に貼りつけた断熱材の耐久性については、今後確認していきます。

ハイエースのエンジンルーム断熱をDIYしたいとお考えの方の参考になればうれしいです。

ではまた。

ご参考

断熱材を貼るために前席シート(運転席・助手席)を外しますので、外したついでにシートカバーを取り付けるのもアリです。

ととほりは外したついでにシートカバーを取り付けました。

DIY初心者でもできるハイエース(ワゴンGL 200系4型)の運転席・助手席シートカバー取り付け!
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